2026年の業務が始まりました。あけましておめでとうございます。
年明け早々アメリカがベネズエラに戦争を仕掛けるという、お決まりのうんざりニュースである。個人的な保身以外の何ものでもない目的だろうに、「世界平和」などと一体どの口が言うのかと呆れる。ウクライナ・ロシア戦争、ガザ・イスラエル戦争、様々な紛争に関わるアメリカ、そしてそういう国が最大の同盟国である日本。嘘と排外主義を隠そうともしない政権とそれを支持している国民という現状。確実に戦争に近づいているということだけは自覚しなければいけない。物価高・円安・格差などの経済的な問題、少子化・人手不足・気候変動などの暗い見通しを真剣に考えると目眩がしてくるが、あきらめずに地道に理想を掲げ声を上げたいと思う。
今年の年賀状で例年通りつくった干支模型は「馬」ではなく「午」という字を用いている。12年前は「馬」を使った模型だったが、実はそのときには違いなどを意識していなかった。調べると干支として正しいのは「午」で、それを後に動物として当てはめたのが「馬」だとのこと。「馬」という字は建築にはしやすいが、「午」の方は単純過ぎて難しい。地と図と反転させて平面と立面で文字を浮かび上がらせたが、かなり分かりにくい出来だともっぱらの評判だ。
一言添えたのはSNSによる情報やコミュニケーションの危機感と、対象的に痛感するリアルでアナログな世界の安心感という、率直な気持ちの吐露である。AIも発達して便利だなと思いつつフェイクや嘘が氾濫する怖さも感じて、ふと安心するのはやはり模型とかスケッチとか、あるいは人に会って相手を思いながら話すことなのである。そういう思いをみなさんで共有したい。
今年は特に60年に一度巡ってくる「丙午」という年らしく「情熱やエネルギーに満ちた大きな変化と飛躍のチャンスがある年」だそうだ。そう聞かされると不思議に勇気をもらえて元気が出るというもので、本来の「午」にしなくてはと思った大きな理由でもある。自分自身の変化・飛躍ももちろんだが、家族や関係者、はたまた日本中・世界中の人々にとって、変化・飛躍の年になって欲しいと思う。
今年もよろしくお願いいたします。
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