駅にほど近いテナントに入る動物病院の内装設計。テナントの形状が、幅3.5mの間口に対して奥行きは20m近くと細長いことが特徴で、単純に諸室を並べると無駄な廊下ができてしまう。そこで通路の幅を広くしたり凹凸をつくることで、薬局、検査、倉庫といったスペースを兼ねられるようにしている。待合には、カウンターと一体の壁を斜めに設置することで、人の視線を内側へ引き込むことを意図している。壁はテクスチャーのある木目を曲面で使用し、上下には間接照明を用いて印象的で柔らかいイメージをつくっている。
主要用途:動物病院
所在地 :東京都日野市
照明設計:中島龍興照明デザイン研究所
床面積:63.64㎡
施工 :小島工務店
期間 :2007年11月〜2008年2月
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