仮囲いと看板の設置でようやく工事現場の様相を呈してきた。そして約1mの根伐りを終えて砕石と捨てコンを打設。初めて敷地内に建物の輪郭が描かれることになった。敷地に対して斜めの壁面が特徴的で、隣地境界との離隔距離も少ないためその位置出しには慎重を期している。白いコンクリートの上に書かれた墨は原寸大の平面図であり、実際に建物の中に立ったときの感覚を味わえる最初の段階だ。
それにしても暑い・・・。現場までの30分の道のりの自転車通勤もつらいが、照り返すコンクリートの上に立っての作業はさらにつらい。帽子や長袖など体への負荷を抑える対策が必須となるだろう。これからの夏本番にコンクリート打ちがあるかと思うと憂鬱で、現場の職人さんたちも心配である。大きな問題なくこの灼熱地獄を乗り越えたい。
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