年賀状2021

新年あけましておめでとうございます。

年が変わったからと言ってコロナ禍の状況が変わるわけでもなく、感染者が増え続けて昨日2回目の緊急事態宣言が発令されたところ。先行きの見えない閉塞感に鬱屈とした苛立ちと、どうしようもない指導者に怒りまでもが沸き起こってしまうが、ここは辛抱どころだろうか。
閉塞感という言葉は昨年の年明けのブログでも書いていた。当時はアメリカとイランとの戦争が今にも始まるのではないかという状況で、日本も巻き込まれるというリアルな危機感があった。あれからまだ一年しか経っていないが、なんだかずいぶん前のことのようで懐かしささえ感じる。そして危機の形は違うとしても、こういった閉塞感がくり返される世の中が続くことを大いに憂う。
今年の年賀状は「丑」の字で立面をつくるというシンプルなもの。一見分からないが四面とも同じ立面で構成している。添えた一言はコロナに言及せざるを得なかったが、前向きな言葉も入れたつもりだ。
実は今年が年男にあたり、12年前を振り返ると一人で新たに事務所を立ち上げた再出発の年であった。初心に返り決してあきらめず、人を世の中を幸せにする仕事をしたいと思う。
今年もよろしくお願いいたします。

2021/01/09