中原区の動物病院プロジェクト02

アパートだった1階内部の床壁天井が取り払われた。5戸の1DKが並んだ間取りが柱だけが林立する空間となって壮観である。同じ作られ方が5列並んでいるのかと思うとそうでもなくて、結構場当たり的に下地が並んでいたりして、時代が違うとこうも違うもんですかね。しかしこれらを覆い尽くす面材とか壁紙などの機能は、中身をすっかり忘れさせてしまうんだからある意味すごい。動物病院も壁紙で覆われることが多いけれども、どこかで本物の柱を現しながらそれが象徴的なものに見えるといいなー。これから柱を抜いたり梁を補強したりという、最も大事な検討が始まる。

2017/10/04