こちらも現場が動き出した。中原区と同じく築年数の古い木造2階建てで、2階の一部も動物病院に改装する。早速解体工事が進んで構造が露わになった。
やはり最近の建築に比べると華奢な印象は否めず、床が張られていない構造体の上を歩くのはとても怖い。それでも腐ったり濡れているところは見当たらず、補強することでかなり良い状態にはなるはず。
2階で屋根の構造が見える所はなかなかの見応えで、施主も古民家のようだと言っていた。意匠に生かすことは考えなかったけど、なんだかこのまま隠すのも勿体ないかな・・・。
正面の全面ガラスだった所にはやはり鉄骨の合成梁が入っていた。木造の店舗ではこのような補強が良くあるけれども、思ったよりも大きくて天井高の修正をしなくては。
色々と先行して指示を出してスムーズに進めたい。
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