事務所開業以来もっとも忙しい日々が続く。ありがたいことで、ブログもこのように滞るのでした。
高輪の動物病院は着工してから早くも2ヶ月が経とうとしていて、順調に進んで内装をほぼ終えた。機械業者の搬入も終わってあとは外回りなどの仕上げに向けてラストスパート。
今回の病院は過去の案件に比べても最も規模が小さいものになる。コンパクトな手術室には無影灯やレントゲン装置といった大きなものが設置されるが、今回はそのレントゲンが天井レールを動くという仕様で、照明やら換気扇やらのスペース確保のせめぎ合いに拍車がかかった。苦労して納めてくれた工事業者には感謝である。
入口はサッシもシャッターも残す前提ではあったけれども、残る門型の壁に普段あまり採用しないボーダータイルを使っている。一見動物病院には見えないかもしれない、目の止まるファサードになればよいのだが。
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