千葉県柏市の江戸川台にて、3階建ての1階テナントに入る動物病院の内装工事が始まった。建物全体の緑色外壁、赤い御影石が貼られた正面の壁、それを覆うような2つのシャッター、などなどデザイン的には手強い要素をどのように扱うかが難しい物件である。
元々不動産関係の事務所が入っていたので、用途の移行は比較的スムーズ。床下や天井内での作業を考えるととにかくスケルトンにする方がいいのかもしれないが、使える内装は残して少しでも無駄な材料は出さない方がよい。
やはりエントランスから待合に掛けて自然素材としての木材を使用してそれを引き立たせるような全体にしたい。
これだけ店舗としての間口が大きい物件も珍しいかもしれない。軒下が外待合を兼ねたたまり場となって、道行く人々からも目が止まるようになればよい。
「2022年10月動物病院OPEN!」に向けて気を抜けない。
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