江戸川台の動物病院プロジェクト03

追い込みの工事も落ち着いて無事引渡しとなった江戸川台の動物病院。先日は内覧会も無事行われたようでよかった。キッチンカーがやって来たりケーキの販売会なども催されたようで、たくさんの人が集まってくれていたらうれしい。それにしても最近はオープン前のこういった工夫が欠かせないようで、皆さんの創意工夫には感心させられる。

工事終盤でファサードのモルタルと木材が一気に仕上がっていき、目に留まる場になっていったと思う。テナントではありがちな無機質で無骨な外壁に対してなるべく素材感のある仕上げで引き立て、軒下には脱走防止の囲いと腰掛けるためのベンチという2つの木の箱を置いている。お客さんが用意したプランタや看板もかわいらしく素敵な場の演出に役立っているのではないだろうか。内部には木製ルーバーを用いて緩やかにエリア分けされた場をつくり、カウンターにも同じ木材を張っている。

今回の開業祝いは定番リサラーソン猫の「モア」。いい場所に置かれてもらうことを願う。
江戸川台は近くのおおたかの森開発エリアに賑やかさを持っていかれてしまったような地域である。駅からちょっと距離はあるものの、ちょっと素敵な場所があるという感じで人が集まってくるような病院になってほしい。

2022/10/25