2回目の写真があがってきた

 「小田井の住宅」を夏場に撮影した時の写真があがってきた。竣工直後の2月の引越前にも撮影してもらったので2回目。雑誌への掲載のときに書いたが、この住宅は庭との関係がひとつのテーマになっているから、夏場の緑が圧倒的に濃く映える写真はとてもうれしい。
竣工写真は引越前の何もない時に撮るか引越後落ち着いた時期撮るかいつも迷うが、建築家もみなそれぞれではないかな。竣工直後ではピュアな建築の姿が撮影できる良さがあって、少し経ってからは家具や物が入った生活というか人の営みも加わった生の建築が撮影できる。個人的には後者が好みではあるけれでも、撮影時の片付けが想像を絶することもあるので、その辺は要注意。

今回はカメラマンの好意でどちらとも撮ってもらえてよかった。特に2回目は梅雨の時期だったにも関わらず当日は晴れ渡り、それも真っ青で幸運だった。住まい手と探したダイニングのテーブルやチェアもとてもなじんでいると思う。早く整理して現在アップしている写真と入れ替えよう。

2017/08/21