内部は電気・設備関係の隠蔽部分はほぼ終わり、断熱材の工事もほとんど終わって壁や天井を閉じる準備はできている。間仕切りの壁はほぼ設置済みで、建具関係は天井埋込みのレールを先付けするくらいで枠はなくしてスッキリ納める予定。ようやく階段の設置やフローリング張りも始まり、本格的な仕上げ工事に入ってきた。
外部は下地の防水処理などを終えて板金の設置が進み、左官工事が始まるところだ。板金工事としては縦ハゼ葺きの外壁もあるが、少し手間の掛かる仕様なので仕上がり具合は気になるところ。左官も含めて素材や仕上げ色でいくつかに分けているため、その取り合い部分でも手間が掛かっているようだ。
そして年内引渡しの予定がかなり遅れており、年明けそれも2月いっぱいまでの工程に仕切り直しとなってしまった。夏場に雨が多かった影響やコロナや戦争で職人・建材の流れが芳しくないことは聞いていたが、建主さんに対して大変申し訳ない事態だ。マメに現場に通ってなかなか進まない状況にモヤモヤしていたにも関わらず、工程までコントロールしきれないのはもどかしくも責任を感じる。これ以上の先延ばしはなんとしてでも避けなければならない。
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