堀ノ内の改修プロジェクト

事務所にほど近い堀ノ内で住宅の改修工事現場がスタート。堀ノ内の住宅と言っても、以前の新築物件とは違う別の物件。築40年の地下1階、木造2階建ての住宅で、規模としては20坪ほどの小さな住宅だが、杉並区の助成金制度を利用した耐震改修工事を含む。話は1年以上前からいただいてたいものの、紆余曲折で時間が掛かりようやく着工となった。

外壁は変更せずに内部の変更のみだが、1,2階の個室とLDK+水廻りという関係が逆転するため、結構大がかりな改修だ。内装は全て剥がした上で構造的な補強を施し、配管や断熱を始め床壁天井の下地なども新規となる。特に2階の天井は、既存の小屋組を現しにして少しでも広がりを感じられるようにする予定。

実は思ったよりも雨水の浸入による壁内の損傷がひどく、柱や梁の補強に頭を悩ます。特にモルタルの下地となっていたバラ板が濡れてグズグズになってしまい、外壁が浮いたような状態だ。うーん、外壁も剥がすしかないのか・・・。やっぱりリフォームは予期せぬ事があるなー。

2018/10/23