堀ノ内の改修プロジェクト02 | 改修 | 東京都杉並区の設計事務所：建築設計事務所として日々活動を続けています

内部で柱梁や耐力壁の構造補強が進む。2階は柱を抜いて補強した梁をそのまま見せるため、金物の入れ方にも気を使う。ライティングダクトの溝と絡むので配線が大変だが、配線なんて見せるくらいが潔くてよいのだ。あとは古い小屋組の木肌とどう折り合いをつけるかが重要になってくる。

2階には新たに天窓を設けるので養生テープで位置を確認。お客さんにも確認してもらったが、なにやら位置を動かしたいとのこと。端っこに寄せたいみたいだが・・・うーん、ホントによいかなー。そろそろサッシが入ってくるので、迷ってる場合でもないのだけど。

外部はようやく足場も設置されて外壁の剥がしも始まった。階段周りもほぼ裸である。といってもそんなに剥がす予定ではなかったのだけど、柱や梁の損傷や外壁下地自体も予想以上にやられていたのでやむを得ずだ。ほぼ二面の外壁を剥がすことになってしまって、改修と新築の間のような工事内容になってきている・・・。
来週は区の指定診断士による中間検査の予定。