等々力の歯科医院プロジェクト02 | 改修 | 東京都杉並区の設計事務所：建築設計事務所として日々活動を続けています

新型コロナウィルスの感染拡大による非常事態宣言が発令されて2週間。身の回りと先行きの不安もさることながら、国のダメさと自粛生活によるストレスで、少しでも気を抜くとダークサイドへ落ちそうになる。
元々ほぼひとりで仕事をしているため日々の業務が変わるわけではないが、活動時間は後ろへ1時間ほどずれ込んだ。事務所からほど近い自宅に家族が籠もっている状況が一番変わった部分だろうか。

身近な建築業界はそれほど変わった様子はない。歯科医院の現場も職人さんはみな元気で、マスクもしていなかったりで拍子抜けくらいだ。材料や機器類の納期で多少なりとも影響があるようで、開業予定が1ヶ月ずれ込むことに。しかし現場が止まるような様子はなく突き進んでいる。

工程としては軽鉄の下地が立ち上がって仕上前の配線・配管の作業が行われている段階。いつも思うが、キラキラしたメッキの柱が林立する様子はきれいで、プランができていくこの瞬間は結構好きだ。今回は曲面をつくる部分もあるが、軽鉄組みでも曲面専用の部材があってきれいにつくられていた。
これから仕上の段階に入っていくが、今回はめずらしく色んな柄や色を採用しているので楽しみにしよう。