東大泉の改修プロジェクト03

無事にサッシも設置されて仕上前の木工事が大詰めを迎えている。ちなみに今回入れ替えたサッシは全て樹脂サッシなのでかなり性能が高い。お客さんのこだわりだが、意匠的には内外で色が違うとか、素材感をどう評価すればよいのか戸惑うことが多い。しかしこれからはこれが標準になっていくことだろう。

今回こだわっている箇所をいくつか。
まずLDKの西側に面して横長の窓を連続させて内部では柱や筋交いを見せている所。西側ということで外部には新たに庇を設け、木製ルーバーで覆うことで西日対策や防犯を兼ねる予定だ。軒下はレッドシダーの羽目板で仕上げて、庇に守られた自然素材が緑と調和し外観のアイストップになることを期待している。

窓関係で言うと二つのロフトスペースに新たに天窓を設けた。大したこだわりじゃないかもしれないが、家全体で風の流れを作ってくれるし、なにより空が見えて気持ちいい。ロフトがあることで電動にする必要もなく手が届くので、日常的に開け閉めする窓になってくれるといいのだけど。

そのロフトは共用の廊下スペースに開かれてつながっている。ロフト下の居室は共用部としっかり仕切られている代わりに、ロフトではつながっているという微妙な関係。お子さんたちがどのように住みこなしてくれるのか楽しみな場所になっている。
勾配天井では母屋を現しにして合板仕上としている。この辺もこだわりと言えばこだわりか。この家の歴史を少しでも感じてもらいながら住まうことの提案と言える。

2020/10/15