WORKSに「練馬の改修」をアップしました。
昨年末にギリギリで引き渡しを終えた物件。トータルで1年半掛かかり、規模・工期・仕様・工事費などなど、それなりにボリュームがあった。当初は設計においての明確なコンセプトのようなものを意識していなかったかと思うが、こうして振り返ってみると自分自身でも感じられる手癖がそのまま大事にしたかったポイントになっていると思う。またある程度築年数のある木造であらためて断熱や気密性を確保してゆくということについても、過去の経験を生かしてスムーズな仕様決定と現場での対応ができたのではないだろうか。
裏を返せば年相応に手慣れてきているという意味では危機である。同じような案件でも、昔はあーでもないこーでもないと悩んで調べて相談してあたふたしたものだ。それに比べて知らないこと、新しいことをしてみたという高揚感や、成長している実感に乏しい。まあ年取って経験すれば当たり前なんだろうけど。
丸くなるな、チャレンジしろ。
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